2009年06月22日
こだわり滋賀ネットワーク
こだわり滋賀ネットワークってご存知でしょうか。
生産から消費までかかわる立場の方が参加し、滋賀県の食・農・環境について一緒に考え一緒に行動する組織で、県の農政水産部農業経営課や、JA滋賀中央会営農生活部に事務局があります。時々私のブログにでてくる惣ブログはこだわり滋賀ネットワークのブログです。
さて、そのこだわり滋賀ネットワークが開催している「食と農のコーディネーター養成講座」
栗東東坂のもんぺおばさんにすすめられ、応募したところ、合格いたしました。昨日が2回目の講座。
野洲の須原へ、「魚のゆりかご水田」の見学と、近江八幡大中町へ「達人の畑に行こう」ということで、2人の生産農家さんを訪ねました。
まずは、須原のゆりかご水田。嘉田知事さんも来られ、魚道に入り魚をいっぱい取っておられました。
(実は、後からお話ができ、滋賀県産の大豆を使ってゆばを作っていますと、名刺を渡せました!)

久しぶりの恵みの雨の中、地域の方、琵琶湖博物館の方、行政の方、私たち・・・たくさんの方々が見学。有名なところなんですね。
滋賀県には20のゆりかご水田があります。どこも、琵琶湖に程近いところ。魚を水田で育て、琵琶湖に返し、また、琵琶湖から帰ってくる。昔、このあたり田んぼと湖とがつながっていて、自然に育まれていたその魚たちの生態系を取り戻そうというわけです。

ザリガニ、カエル、フナ、マス、めだか、ドジョウ、タニシ・・・・たくさんの生き物がいました。タニシの卵は、(オレンジというか、ピンクというか、鮮やかな色)見つけたら水の中に落としてやっつけてください。稲についたら、食べられてしまいます。
ドジョウは、腸で呼吸しているから、からからに干からびた土地以外は、土の中でも生きられる。
今、私が関心を持っている不耕起栽培の田んぼ。だから、生き物にとっていい環境ができるんだと納得。
今は、効率がよく、手入れもしやすい田んぼのため、水を田んぼから抜く技術もとてもすすんでいるそうです。それが、生き物にとってどうなのか。難しさや、逆に守っていきたい大切にしたいこと。いろんな意見や、壁があるんだろうなと想像します。
生き物の話は、面白く琵琶湖博物館の学芸員さんが話してくれました。

ゆりかご水田の模型。階段状になっている魚道を田んぼの横につくることで、田んぼと、魚道を魚たちが行き来できるというわけ。


大切に育てられたお米を、私たちは買い支えるということも大切。消費者の意識を変えていかないといけないんだろうな。田んぼって、奥が深くて、もっと知りたい。
昼から訪れた生産農家さんの話は、また次回・・・。
生産から消費までかかわる立場の方が参加し、滋賀県の食・農・環境について一緒に考え一緒に行動する組織で、県の農政水産部農業経営課や、JA滋賀中央会営農生活部に事務局があります。時々私のブログにでてくる惣ブログはこだわり滋賀ネットワークのブログです。
さて、そのこだわり滋賀ネットワークが開催している「食と農のコーディネーター養成講座」
栗東東坂のもんぺおばさんにすすめられ、応募したところ、合格いたしました。昨日が2回目の講座。
野洲の須原へ、「魚のゆりかご水田」の見学と、近江八幡大中町へ「達人の畑に行こう」ということで、2人の生産農家さんを訪ねました。
まずは、須原のゆりかご水田。嘉田知事さんも来られ、魚道に入り魚をいっぱい取っておられました。
(実は、後からお話ができ、滋賀県産の大豆を使ってゆばを作っていますと、名刺を渡せました!)

久しぶりの恵みの雨の中、地域の方、琵琶湖博物館の方、行政の方、私たち・・・たくさんの方々が見学。有名なところなんですね。
滋賀県には20のゆりかご水田があります。どこも、琵琶湖に程近いところ。魚を水田で育て、琵琶湖に返し、また、琵琶湖から帰ってくる。昔、このあたり田んぼと湖とがつながっていて、自然に育まれていたその魚たちの生態系を取り戻そうというわけです。

ザリガニ、カエル、フナ、マス、めだか、ドジョウ、タニシ・・・・たくさんの生き物がいました。タニシの卵は、(オレンジというか、ピンクというか、鮮やかな色)見つけたら水の中に落としてやっつけてください。稲についたら、食べられてしまいます。
ドジョウは、腸で呼吸しているから、からからに干からびた土地以外は、土の中でも生きられる。
今、私が関心を持っている不耕起栽培の田んぼ。だから、生き物にとっていい環境ができるんだと納得。
今は、効率がよく、手入れもしやすい田んぼのため、水を田んぼから抜く技術もとてもすすんでいるそうです。それが、生き物にとってどうなのか。難しさや、逆に守っていきたい大切にしたいこと。いろんな意見や、壁があるんだろうなと想像します。
生き物の話は、面白く琵琶湖博物館の学芸員さんが話してくれました。

ゆりかご水田の模型。階段状になっている魚道を田んぼの横につくることで、田んぼと、魚道を魚たちが行き来できるというわけ。


大切に育てられたお米を、私たちは買い支えるということも大切。消費者の意識を変えていかないといけないんだろうな。田んぼって、奥が深くて、もっと知りたい。
昼から訪れた生産農家さんの話は、また次回・・・。
Posted by
にこにこmoon
at
06:01
│Comments(
3
) │
店長のひとりごと
この記事へのコメント
京都新聞でも紹介されていましたね!
>タニシの卵
野洲には多いと聞きましたが、やはりスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)もいるんですね・・・残念です。
>タニシの卵
野洲には多いと聞きましたが、やはりスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)もいるんですね・・・残念です。
Posted by ryu-oumi at 2009年06月22日 08:29
家は そんなん考えんと田んぼしてるけど
色々あるんやなあ~
色々あるんやなあ~
Posted by ねえさん
at 2009年06月25日 17:15

ryu-oumiさん>
タニシの卵、野洲に多いんですね?
ジャンボタニシ、めちゃめちゃ大きかったです。人間の都合で増えてしまった生き物がいたり、生態系にゆがみが生じると大変ですね。戻すことは難しいけど、考えていかなくちゃ。
ねえさん>
私も、ぜんぜん知らないことがいっぱいありました。そして、まだまだ知らないことも。
でも、色んなことがあっても、お米を作り続けることを選択することは、いいことだと思います。
タニシの卵、野洲に多いんですね?
ジャンボタニシ、めちゃめちゃ大きかったです。人間の都合で増えてしまった生き物がいたり、生態系にゆがみが生じると大変ですね。戻すことは難しいけど、考えていかなくちゃ。
ねえさん>
私も、ぜんぜん知らないことがいっぱいありました。そして、まだまだ知らないことも。
でも、色んなことがあっても、お米を作り続けることを選択することは、いいことだと思います。
Posted by にこにこmoon
at 2009年06月27日 08:04
